クマ好きのみなさま、こんにちは!
今日は、弊社「プティルウ」の名前の由来についてや、社長の思いなどなどをちょっとお話ししてみようかなと思います。
今回はちょっと長くなるかも^^
クマちゃんを傍に、ゆっくりお茶でも飲みながらお付き合いください。
社員である我々は
「ねぇ、プティルウ(Petit Loup)って、どういう意味なの?」
と聞かれること、時々あります。
いや、結構あります。笑
しかも売っている商品はテディベアがほとんどなのに、会社のロゴはあれ?「オオカミ」?
実はプティルウは、弊社の社長である長田が学生の頃(半世紀以上前の話です。笑)、「プティ(小さい)」と「ルウ(狼)」を掛けあわせて作った造語なんです。
フランスや欧米に憧れがあった長田少年は、フランス語の辞書を引き引き、あれこれと考えたそう。
「プティルウ」、すごくかわいい響きですよね!
1960年代くらいのこの時期、「プティルウなんて発音しにくいね」「覚えづらいね」など言われることも多かったようですが、頑固な長田少年はものともせず突き進みます。笑
あ、社長はいまも昔も猪突猛進、「コレ!」と思ったら突き進む性格でございます(怒られちゃうかしら。笑)
学校を卒業後しばらくは「プティルウ」という名前で子供服を作っていたのですって。
ご近所のお嬢さんのお洋服をオートクチュールで仕立てたりといった感じで。
その後、コートの素材を使って作られた「チェックダックス(1970)」など、服飾素材で作るぬいぐるみが登場しました。
ぬいぐるみメーカー、プティルウの誕生です。
今のふわふわかわいいぬいぐるみたちとはまた一味違った、個性的なお人形やぬいぐるみがたくさん作られていました。
こちらはほんの一部ですがご紹介してみますね!
ファニーでちょっぴりヤンチャな、個性あふれる子たちがいっぱいでしょ^^
ひとつひとつ、長田がデザインし、愛情を込めて作られたお人形ばかりです。
「心と心に愛のリボン」というキャッチフレーズで作られていたお人形や雑貨の数々。これは今もプティルウに受け継がれる志であり、制作の原点でもあります。
こちらはお母さんサルが子ザルを抱っこしてオルゴールに合わせゆらゆら揺れる、優しい一体。
個人的に、スタッフAのお気に入りです。笑
その後、ご縁がありニューヨークのコロンバスアベニューという場所にお店を構えた時期もあったんです。
当時、近くにお住まいだったダスティンホフマンが時々買い物に訪れていたのだそう。
なんだか、足の長いお人形が多いですね!今のプティルウベアはみんな足が短いですが。笑
ニューヨークの個性的なお店を集めたカレンダーに載ったことも!
カレンダーの表紙が、古き良きアメリカの時代、空気感を感じさせます。
―――
そんなこんなの時代を経て「ぬいぐるみの持つ優しさ、素晴らしさを伝えたい!」と、ひたすら前を見て走ってきた半世紀。
もちろん、今でも社長の長田は、次々新しいアイデアを持って、社員みんなと一緒に突き進んでおります^^
そして後日談ですが…
社長がフランスネイティブの人と話す機会があり、その時
「プティルウの名前、本当は意味がわかっていてつけたんだろう?ピッタリの名前じゃないか!」
と言われたのだそう。
?
どういうことだろう(長田少年時代に戻る。笑)
フランスには
「モンプティルウ(mon petit loup)」
という言葉があるのだそうです。
それは「私の可愛いオオカミさん」という意味で、フランスではいたずらっ子や、ひげもじゃパパに向かって愛情を込めてママが呼ぶ愛称だそう。
もう、なんていうか、我が社プティルウにぴったりの言葉です。
当時の長田少年、とっても嬉しくなったのはいうまでもありません^^
これがプティルウの由来であり、歴史です^^
物語の中では、憎まれっ子やヤンチャっ子として描かれることが多いオオカミですが、ヤンチャでも可愛くて、みんなに愛される部分もたくさんある。
プティルウも、いつまでもヤンチャで(え?違う?)みなさまに愛される存在でいたいと思っております^^
末長く可愛がっていただけましたら幸いです。
長文お付き合いくださってありがとうございました^^