テディベアの素材と
お手入れの仕方
いつまでも大切なお友達でいてほしいから。
定期的なお手入れから特別なお手入れまで、テディベアのお手入れ方法をご紹介します。
ベアの素材
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目・鼻
プティルウのテディベアは、目はプラスチック製、鼻は刺繍、プラスチック、布製でできています。
目や鼻などの部品は内部でワイヤーや糸、ワッシャー等で固定しています。 -
関節
首と手足が動く伝統的なスタイルのテディベアは、首と両手足、計5箇所にジョイントが入っています。
ジョイントはプラスチック製や堅い厚紙製、金属製があり、どれも一度はめるとはずれないようになっています。
また、プティルウのスタイリングベアは自然で自由な動きを出すため、ワイヤーや厚紙を使用しています。 -
詰め物
綿、木棉、化繊綿などの軽いふわふわしたものと、ベアの体重に重みを出したい時に使われるペレット(樹脂やプラスチックの粒々)やステンレスなどの金属のボール(お尻や足に少量入れる調節用)があります。
プティルウのベアには、手足やお鼻に磁石が入っているベアもいます。 -
布地
プティルウでは新しいデザイン感覚への対応という点から、アクリルやポリエステルなどの化学繊維を採用しています。化学繊維はモヘア・ウールなどの天然繊維と比べてお手入れが簡単という利点があります。
普段のお手入れ
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ホコリをこまめに払いましょう
ホコリは毛がからまったり、ダニがついたりする原因となります。
日頃から、毛についたホコリはこまめに払い落とすようにしましょう。
もし毛の奥にまでホコリがたまってしまったら、卓上クリーナーなどの吸い込み口に当て布をして、やさしく吸い取ってください。
目や鼻は表面に傷をつけないよう、柔らかな布でそっとふいてあげましょう。 -
直射日光の当たらない所に置きましょう
紫外線に当たり続けると、色が変色したり毛並みがパサパサになったりします。
直射日光の当たる窓際を避け、できるだけ紫外線の当たらない場所に飾りましょう。 -
カビに気をつけましょう
押入れなどにしまいっぱなしにすると、カビの原因となります。
風通しのいいところに置いておきましょう。
特別なお手入れ
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洗濯機では洗わないで
テディベアの内部には、金属部品や厚紙が使われているものもございます。
型崩れやサビ・カビの原因となりますので水洗いは避け、市販のぬいぐるみクリーナー、または中性洗剤を薄く溶いたもので表面を拭いて下さい。
また、洗濯機はテディベアの形や毛並みが崩れたり、目鼻に傷がついたりすることがありますので使わないで下さい。脱水も控えましょう。 -
洗い方の例
※必ず目立たない場所でテストをして下さい。
※服飾品は前もって取り外しておきましょう。
※赤ちゃんやお子さまが口に入れる可能性がある場合は、純植物性など人体に無害の洗剤を選びましょう。市販のぬいぐるみ
クリーナーの場合【準備するもの】
- ぬいぐるみのクリーニング屋さん
- 乾いたタオル
- ブラシ
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Step1
全体にスプレーする前に、一応目立たない場所に使用してみます。染みにならないと確認できたら、本番実行です。
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Step2
毛が湿るくらい(毛の奥にも行き渡るよう)にスプレーしてから、タオルでふき取ってゆきます。一定方向からだけでなく、いろいろな方向から丁寧に拭いていきましょう。タオルが汚れたら違う面で拭くようにして、汚れが再接着するのを防ぎます。
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Step3
拭いた後、汚れやムラが残るようならStep2を繰り返します。
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Step4
ブラシで毛並みを整えて、直射日光にあなたらない場所で自然乾燥させます。その際、埃などがつかないように気をつけます。
弱アルカリ性か中性の洗剤を
使用する場合【準備するもの】
- 中性洗剤
- 水
- スポンジ、布
- ブラシ
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Step1
洗剤を水で薄く溶き、柔らかなスポンジや布に染み込ませて表面を吹きます。
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Step2
水に濡らして固く絞った布で何度か繰り返しふいてあげます。洗剤や水分がベアの内部まで浸透しすぎないよう、あまり時間をかけることは避けましょう。
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Step3
毛並みをブラシで整え、風通しの良い日陰で乾かします。
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ダニがついてしまった
ダニがついた場合は、ビニール袋に塩(重曹でも効果的)適量とベアを入れ、ビニール袋を膨らませてよく振って下さい。簡単な汚れと共にダニも落ちます。
終わったら、塩はよく払い落としましょう。 -
毛がからまってしまってゴワゴワ
毛がゴワゴワの場合は、無理やりクシを入れると毛が抜けてしまいます。いったん上記のような洗い方で汚れを落としてから、少しずつ外側と内側からやさしくブラッシングしてあげてください。
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コスチュームが汚れてしまった
コスチュームの洗濯は、色落ちや型崩れすることがございます。
汚れてしまったときは、目立たない場所で確認した後、優しく手洗いしてください。
※ちりめんや革などを使用したコスチュームは絶対に洗わないでください。 -
こわれてしまった
縫い目がほつれたり、目や鼻がはずれてしまったり、手足や首の回りがゆるくなったら、自力で治そうとせず、インターネットで「テディベア 修理」「ぬいぐるみ 修理」等で検索し修理の専門家を探しましょう。